【徹底比較】ファミリーキャンプにおすすめの焚き火台!(ユニフレーム・スノーピーク・ロゴスなど)
・ソロキャンプのスケジュールがわかる
本記事の内容
・ファミリーキャンプの焚き火台に求められること
焚き火台に求められることはファミリー、ソロに限らず、6つあります。それぞれどんな観点で選べばよいか説明していきます。
・サイズ
一般的に売られている薪のサイズが30㎝なので、出来ればそれが収まる大きさが良いでしょう。
薪の組み方によってはそれ以下のサイズでも良いですが、お子様連れで大きな炎が上がる事に抵抗がある場合は、薪を横にして置けるように一辺が30㎝は以上のものを選びましょう。
・丈夫さ
シンプルな作りの方が壊れにくく、扱い方も簡単です。
単純に素材の問題もあり、ステンレス製の方強度が高く、同じ厚さの場合、アルミニウム製より丈夫と言えます。
それに加えて、ステンレス製の方アルミニウム製に比べて錆に強く、耐久性に優れていています。
・重さ
3~4人用の焚火台だと2㎏後半から5㎏を切る位が一般的です。
構造が単純になるほど軽くなり、高さ調整や焼き網の拡張など、適応範囲が広くなると重たくなります。
先に触れた素材によっても重さが変わり、ステンレス製の方が重たくなる傾向にあります。
主に車で移動するファミリーキャンプの場合、重さを気にせずに、どういった状況で使用するのかを基準として考えても良いでしょう。
・収納
基本的にどのような焚火台も足をたたむか、取り外してコンパクトにする事が出来ます。
コンパクトにしようとすると組み立て、収納の手順が増え、シンプルな構造だと収納サイズが大きくなりますが、組み立ては簡単になる傾向があります。
・地面との距離
地面との距離は薪からの距離ではなく、ロストル(灰受)からの距離です。
だいたい20㎝確保されていると安心です。
もしお手持ちの焚き火台がそれ以下しか無ければ、100均で売っているステンレス製の食品トレーを間に置くと、地面へのダメージを少なくする事が出来ます。
地面から十分な距離が無いと、せっかく焚火台を用意しても地面に熱が伝わり、芝を焦がしてしまい、最悪の場合火災につながる事もあります。
・安定性
安定性は整地が十分でないキャンプ場で焚き火を行う際、薪を移動させる時などに不意に倒れたりする場合もあるので、注意が必要です。
安定性を左右するものとして、焚き火台の高さ、脚の数、焚き火台事態の重さに影響されます。
高さは低いほど(前述した距離との兼ね合いも考えて)、足の数は多いほど、安定します。
重さはサイズよりも材質、ステンレス製なのか、アルミニウム製なのか、ステンレス製の方が重く、全般的に安定して使用できると言えます。
部品数が多いほど重たくなるので、安定感は増すように感じますが、その分接続部が多く、結果として風に弱いです。
ですので、地面からの距離が20㎝くらい、足の数は4本以上、ステンレス製、構造はシンプルな程、安定していると言えます。
・おすすめの焚き火台
商品名 | 使用サイズ㎜ | 収納サイズ㎜ | 重さ |
ユニフレーム ファイアグリル | 430×430×330(網高) | 380×380×70 | 2.7㎏ |
スノーピーク 焚火台Lスターターセット | 450×450×300 | 560×640×32 | 5.3kg |
コールマン ファイヤーディスク | 約直径450×高さ230 | 約直径460×高さ85 | 1.6kg |
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル | 475×410×300 | 570×470×60 | 3.8kg) |
Hilander コンパクト焚火グリル | 450×奥330×高215 | 470×185×40 | 2.6kg |
ロゴス the ピラミッドTAKIBI 専用ケース付 |
・ユニフレーム ファイアグリル
- 使用時 430×430×330(網高)mm 収納時 380×380×70mm
- 重量 2.7kg
- 焼網:鉄/クロームメッキ
- 本体:ステンレス
- 脚:スチールパイプ
重量2,7㎏とファミリー向けとしては軽量なタイプ。
それでいてダッチオーブンも使える頑丈さも合わせ持ちます。
焼き網を乗せるところが線ではなく、点で支えているのでダッチオーブンを使う際は純正の焼き網を使いましょう。
市販されている焼き網を使った場合、しっかりと乗せらず安定性に欠ける事があるからです
薪を調整する時には本体の角が開いているので、焼き網をずらす事無く行うことが出来ます。
・スノーピーク 焚火台Lスターターセット
- 焚火台L 材質:本体/ステンレスサイズ:W450×D450×H300mm
- 収納サイズ:560×640×32mm重量:5.3kg
- 焚火台ベースプレート材質:スチール(黒塗装)サイズ:W450×450×H9mm重量:1.9kg
- 炭床 材質:鋳鉄(クリア塗装)サイズ:W310×D310×H20mm重量:3.9kg
- 焚火台L コンプリート収納ケース 材質:6号帆布(パラフィン・PU加工)、アクリルテープ(中芯:PP)、ナイロンメッシュ、プラスチック/サイズ:W700×D590×70mm重量:0.6kg
焚火台と言えばスノーピーク。焚火台を開発したのがスノーピークです。
重量はやや重いですが安定性、設置方法は非情に簡単です。
折り畳まれた状態からパッと開いてロストルを設置するだけと、迷うヒマもありません。
スノーピークの商品全般に言えることですが、この商品単体では完結せず、焼き網や鉄板などを買い足すことで焚き火から調理まで行う事が出来ます。
・コールマン ファイヤーディスク
- サイズ:使用時/約直径45×高さ23cm、収納時/約直径46×高さ8.5cm
- 重量:約1.6kg
- 材質:ステンレス
- 耐荷重:約30kg(ダッチオーブン3サイズに対応)
- 付属品:収納ケース
円形という独特の形をした、焚火台。
構造はいたってシンプルで、脚部を3本広げるだけで設営に戸惑う心配はありません。
重量も今回紹介する中で最軽量です。(1,6㎏)
それでいて耐荷重は30㎏あり、別売りのスタンドを使えばダッチオーブンの使用も可能です。
焼き網が別売りなので、別途用意しましょう。純正品は焼き網は1/4ほど空いていて、そこから薪を足すことが出来ます。
ロストルが付いていないので、長時間使用すると灰が溜まり燃焼効率が悪くなりやすいです。
・キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル 3~4人用
- 組立サイズ: (約)幅475×奥行410×高さ300mm / 収納サイズ: (約)570×470×長さ60mm/ (重量(約):3.8kg)
- アミサイズ: (約)455×395mm
- 材質: 本体・底板: ステンレス鋼、バーベキュー網・目皿・スタンド: 鉄(クロムめっき)
- 薄型コンパクト収納で便利なキャリーバック付
- セット内容/本体、スタンド、底板、目皿、バーベキュー網(455×395mm)、バッグ
家族みんなで焚火を囲むのにピッタリなサイズ感。
セット内容も充実しておりコストパフォーマンスは良いです。
展開は上下に分かれていて、ワンタッチとはいきませんが、重心が低く、小さなお子さんがいても安心です。
焼き網が六角形と独特なので取り換えるときは純正品を使うか、大きな網を使いましょう。その際は火床からはみ出た所に焼けた物を置いておくと、焦がしてしまう心配がありません。
・Hilander コンパクト焚火グリル
- 素材:ステンレス
- 焼網素材:ステンレス
- 本体サイズ:横45×奥33×高21.5cm
- 収納サイズ:横47cm×縦18.5cm×厚み4cm
- 重さ:約2.6kg
名前の通り非常にコンパクトなこの商品。使用想定人数は3人までが適正です。
構成はキャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル 3~4人用と変わりなく、迷うことなく組み立てられます。
比較的軽量で、収納サイズもコンパクト、肩にかけて持ち運べます。
ロストルから焼き網まで少し離れているので、焼き物をする時には炭を余計に使います。
・ロゴス the ピラミッドTAKIBI 専用ケース付
- 素材:ステンレス
- 焼網素材:ステンレス
- 本体サイズ:横45×奥33×高21.5cm
- 収納サイズ:横47cm×縦18.5cm×厚み4cm
- 重さ:約2.6kg
良心的な価格で定評のあるロゴスのオールインワンセットです。
焚火、炭による焼き物がこれ1つで“同時に”可能です。
上面の縁には囲炉裏で魚を焼くようにくしを差すための加工がされており、雰囲気満点です。
もちろんダッチオーブンの使用も可能です。
サイズ感、重さどれをとっても及第点の万能型です。


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